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2006年09月15日

気がつくともう、

気がつくと、もう、暑い夏がすぎ秋風のふく………。
この二ヶ月、ほとんど生活の記憶がありません。ことばの世界をさまよっていました。
中経文庫が発刊され、そこにおさめる『この小説の輝き!』のために「人生は………」を大幅に書き直し、毎日新聞社から出す『だれでも人は時代小説に出会わねばならない』にいれる新聞・雑誌連載原稿を書き直し、二つの新書『藤沢周平のことば』新潮新書・『藤沢周平という生き方』PHP新書のために、ひさしぶりに藤沢周平全集を精読し、メモを作り、原稿を書き………。
連載原稿はもちろん、講演、インタビューもなんとかこなし、途中、パソコンが死に、………。
とまあ、そんなこんなな、二ヶ月でした。
とはいえ、仕事はかたづかず、ふたたび沈潜します。
これからの一日、長塚圭史のパンフレット用の文章を書き、インタビュー原稿の手直しをし、台風襲来の日に予定されているドイツ人監督の村上春樹追跡映画出演のための準備をします。こんな日がつづき、あっという間に、「教員」の日々に突入です。
では。